借りたCanon EOD-1D MarkⅢ

いつまで経っても手放したカメラと鳥見生活を戻さないオレに、
普段から鳥見を応援してれていた方が一眼ボディとレンズを貸してくれた。
借りたのは以下の機材。
ボディ:Canon EOD-1D MarkⅢ
レンズ:Canon EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM 


借りておいてこんな言い方をするのは失礼ではありますが、ちょっと古い機材。
しかしながら、どちらも当時にはフラッグシップだったはず
(カメラに興味を持ったのが近年なので当時のことは知らないですが・・・)

とりあえずバッテリー(バッテリーもデカい)を充電して、夕日を撮ってみた。

古い機材なんてあまりにも無礼でした。素晴らしい機材です。
しかもRAW撮りで10コマ/秒の連写が可能なシャッターは音がカッコイイ!
昨年11月まで使ってたEOS Kiss x8iとは操作感が違うものの
決して使いにくいわけでなく、慣れれば問題ないです。
そしてもう一つの大きな違いがファインダーがとても綺麗なこと。
Kiss x8iではファインダーでピントがしっかりきているのかが
何となくしかわからずマグニファイヤーを使用していましたが
Canon EOD-1D MarkⅢのファインダーはピントが確りと確認できます。
これは鳥撮影で大きなメリットになります。


ちょっとした林であれば見かけることが多いゴジュウカラ。
近くで撮れるカラ類でピントがしっかりきているのがファインダーで
確認できて、このボディの凄さを感じました。
そしてレンズも優秀です。貸してくれた方が10年くらい使っていたレンズ。
AF性能に不安だったのですが、そんな心配は無用でした。


草むらの中でなかなか姿を見せないウグイス(幼鳥)が一瞬見えた瞬間を
見事に捉えてくれました。周りの枝や草にピントが持っていかれがちな
条件の中でちゃんと合焦してくれるので、AFの速さや精度を信頼できるのは
鳥を撮るうえでとても使い勝手がいいレンズだと思いました。

急な鳥の出現にも対応可能でした。草むらから突如現れたノビタキ(幼鳥)

この条件も上記のウグイスと同じく、周りの草に合焦しがちで
AFのスピードも速くないとすぐに移動してしまうのですが、
ちゃんと切り撮ることができました。
ISO感度はISO400ですが、ISOを上げても十分な画質です。
(ブログで使用するサイズの画像というレベルですけど)

また使い始めて3日程度ですが、手ブレと思われる甘い画像を
量産している点をカメラのセッティングで改善が必要です。

画素数が少なくトリミング耐性が弱点なので、甘い画像にならない
条件をしっかり研究することで、いつまで借りられるかわかりませんが
古いと言わせないような使い方ができたらいいなと思ってます。


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